トランクルームを利用するメリットとデメリット・注意点【実際の体験談】

トランクルームを利用するメリットとデメリット・注意点【実際の体験談】

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トランクルームを借りるメリットとデメリットをご紹介。トランクルームが登場して以来、都心や市街地を中心に利用者が急増しているトランクルームのメリットとデメリットを実際に使っている視点から体験談を交えて解説します。

トランクルームのメリット

捨てるのではなく預けるという整理方法

家の物を整理するときに「断捨離(だんしゃり)」という言葉を最近よく聞きますが、本当にすべての物を捨てることで整理ができるのでしょうか。

実際は「滅多に使わないけど取っておきたい」「思い出の品だから大切に保管したい」という想いをもっている人が多いと思います。

とは言っても「取っておくスペースもなく、場所を取る...」と複雑な気持ちになるのが、部屋の整理をするときの心情ですよね。

そんな方は「捨てる」でも「取っておくでも」ない、レンタル収納スペースを活用した「預ける」という選択肢を検討してみるといいでしょう。

預けることによって、家の中はスッキリし、大切な物も取っておくことができるため、「場所は取るけど、どうしても取っておきたい」という物がある方にはピッタリの整理方法なのです。

注意点としては、何でもかんでも預けるのはやめましょう。結局、これまで家に置いていたスペースと同じ広さのトランクルームが必要となり、料金も高くなるため、あくまでも「家には置いておけないけど、捨てられない物」を選別して、トランクルームを利用するといいでしょう。

今の住まいが広く快適な空間に変わる

トランクルームを利用している人は、「家を広く使いたい」や「スペースを有効活用したい」という理由で、レンタル収納を借りているケースが多いです。

例えば、物が増えてきたから引っ越そうとすると、面倒な手続きや引越し代や新しい住まいの敷金・礼金、家賃など、多くの出費が必要となります。

トランクルームは色々な広さのタイプが用意されているので、預けたい荷物の種類や量に応じて、必要な広さを選ぶことができ、アパートやマンションの契約と異なり、手続きも簡単にできます。(施設によってはネットで契約できる場合もあります。)

そのため、今の住まいに住み続けながら、荷物を保管した分だけ、家にスペースが生まれ簡単な手続きと割安な費用で余計な支出を抑えながら、家を快適な空間に生まれ変わらせることができるのです。

収納スペースを確保するために引越しを検討している方は、一度、トランクルームに預けてみた場合と料金を比較してみるといいでしょう。

私も引っ越さずに済みました
家があまり広くないのですが、服や家電などで荷物が増えてきて気付いたら家の収納がパンパンで玄関やリビングの隅などに荷物を置いてしまっていてもう少し広い家に引っ越そうと考えていた時に、ちょうど近くのトランクルームのチラシが入り、月5000円程度と手ごろな金額だったので、利用してみたところ、家の中はスッキリ片付き、引越しをする必要がなくなりました。(あやうく引越しでたくさんの出費が必要になるところでした...)

トランクルームのデメリット・注意点

トランクルームを利用を検討している方はデメリットを確認し、必要性とデメリットのバランスを比較した上で利用しましょう。

毎月の費用がかかる

トランクルームの利用にあたっては、契約期間中は、利用料が毎月必要となります。安価なタイプであれば3,000円程度、高額なタイプになると数万円の費用となります。

月々の費用負担が少ない場合も、年間や数年単位でみると、結構な金額になる場合があります。トランクルームと一般のマンションの1畳当たりの価格を比べると、トランクルームの方が割高になることが多いため、「広い家を借りた方が結果的に安かった」となる可能性があります。

月々の費用だけでなく、どれくらいの期間荷物を預ける必要があるかシミュレーションし、全体のコストを見積もった上で利用しましょう。

施設によって管理体制にバラつきがある

トランクルームは、大手だけでも10社以上の運営会社があり、管理体制にはバラつきがあります。料金が安いトランクルームの中には、防犯設備や空調、防災設備が古いものや管理が行き届いてない場合があります。

利用料が高い施設の場合、有人管理や定期清掃がサービスに含まれていることが多いため、収納する物によって、施設のサービスにも注意するといいでしょう。

特に貴重品やブランド品など高価な物を保管する場合は、防犯や消防設備が整っている施設を選ぶようにしましょう。

便利な一方でこうしたデメリットや注意点もあるため、レンタル収納スペースを借りる前には、料金だけではなく、サービス内容や設備、契約内容をよく確認することが必要です。

自宅から遠いと利用しなくなる

家の近くにトランクルームがなく、車で行くような自宅から離れた場所に借りた場合、出し入れが面倒になり利用頻度が減ってしまうことがあります。

自宅から離れたレンタル収納スペースの場合、思いついた時にすぐに荷物を出すことができず、また、荷物を預けたいと思った時にも、車を出して移動しないといけないため、雨が降った場合には作業がしづらいなどのデメリットがあります。

トランクルームの搬入出に車を使う場合は、屋外型など、収納スペースのすぐ近くまで車を寄せられる施設などを選ぶと作業の負担が軽減されるでしょう。

まとめ

トランクルームを利用する前にメリットとデメリットを予め確認しておくことで、無駄なく荷物を整理したり収納することができると思います。

私は、小さめトランクルームを借りて、定期的に出し入れがあるスーツケースや布団などを入れ、滅多に見ないであろうけど捨てられないアルバムや思い出の品などは段ボールに詰めてクラウド収納に保管しています。

【執筆・監修】この記事を書いた人

ひろ

トランクルーム愛用者

ひろ

都内在住、自宅近くのトランクルームとクラウド収納(箱型とワイン用)を利用中。スーツケースや布団、冬物のコートをレンタル収納に入れています。また、しばらく見ないアルバムやDVD、熟成させたい赤ワインはクラウド収納に預けています。

※本ページは、独自に調査しまとめている内容のため、実際にトランクルームやレンタル収納・貸し倉庫をご利用する際は、各施設の契約内容・規約・条件等を十分にお確かめの上、自己の責任でご利用ください。